~病気の原因~
・前立腺肥大症は、尿道付近の前立腺組織が肥大して尿道を圧迫するために起こる病気です。ガンとは違って良性の増殖ですので生命にかかわるような病気ではありませんが、ほうっておくと尿閉といって尿が全く出なくなることもありますので、異常を感じたらきちんと診察してもらった方が良いでしょう。
そして、80歳までには80%の人が前立腺肥大症になるとみられています。
程度の差こそあれ、高齢の男性にほぼ全員発症するため、男性の更年期症状とか、老化現象の一種として前立腺肥大症を発症するという見方もあります。
~どの様な症状がでるのか?~
・前立腺肥大には、いくつかの症状があります。
第1期(膀胱刺激期)
夜間にトイレに行く回数が多くなる、尿の勢いがない、尿がすぐ出ない、少ししか出ない、時間がかかる(排尿障害)などの症状が出てきます。
第2期(残尿発生期)
尿をした後もすっきりとせず残っているような感じがする(残尿感)といった症状が出てきます。
第3期(慢性尿閉期)
昼夜を問わずトイレに行く回数が増えて、排尿にかかる時間が長くなり、一回の排尿に数分かかるようになります。時には尿が全く出なくなってしまうこともあります(尿閉)。
~誰が、かかりやすいのか?~
・前立腺肥大症は、男性であれば誰でもなる可能性があります。50歳を過ぎて尿の出が悪いと感じたら、一度泌尿器科の検査を受けてみ方が良いでしょう。
前立腺肥大症の診断には、一般的に次のような検査が必要です。
1)問診:自覚症状としての排尿障害の程度や、他の疾患との鑑別をするため、既往歴などを詳しく聞きます。
2)尿流量測定:他覚所見として、排尿障害の程度を数値化して表します。
3)直腸診:前立腺の大きさ、硬さ、表面の状態がわかります。
4)超音波診断:前立腺の腹側の状態、残尿のおおよその量も推定できます。
2009年2月19日 12:00 |個別ページ
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