~一体どれ位の人が発症するのか?~
・前立腺肥大症は、泌尿器科外来で、最もポピュラーな疾患です。外来男性患者の50パーセント以上はこの患者です。
前立腺は、膀胱の出口にあり、栗の実のように尿道を取り巻いています。 年齢とともに、前立腺が肥大して尿道を圧迫して、尿の出が悪くなった状態が肥大症です。
症状は、通常50代になってから現れ、60代、70代と加齢とともに、肥大は進むので、高齢者ほど肥大症の患者は多くなります。
つまり、年齢を重ねるごとに、その危険因子が強まるということです。
~自覚症状~
前立腺肥大症に関する自覚症状には、次の2種類があります。
1)閉塞症状:排尿が終わるまで、時間がかかる
尿の勢いが弱い
尿が出にくい
尿が出なくなる
2)刺激症状:一日に何度もトイレに行く
夜間に何度もトイレに行きたくなる
急に排尿したくなる
排尿が我慢出来ず、失禁する
上記の様な症状が自覚できるようになったら、前立腺肥大症の可能性があります。
一日も早く病院に行き、医師の診察を受けた方が良いでしょう。
~自分でわかる症状診断~
・前立腺に関係する症状(尿の勢い、排尿回数、尿が残った感じなど)を点数化して前立腺肥大症の重症度を確認する「I-PPS(国際前立腺症状スコア)」という質問表が診断の際に使われています。
この項目に当てはまる数が多いほど、前立腺肥大症の可能性は高くなります。
1.最近1ヶ月間、排尿後に尿が残っている感じがありますか。
2.最近1ヶ月間、排尿後2時間以内にもう一度行かねばならないことがありましたか。
3.最近1ヶ月間、排尿途中に尿が途切れることがありますか。
4.最近1ヶ月間、排尿をがまんするのがつらいことがありましたか。
どうでしたか?
お時間ある時にでも、改めてご自身の生活状況の参考になさって下さい。
2009年2月19日 11:58 |個別ページ
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